ビール腹は危険!死亡リスクが2倍に!原因と3つの解消法とは?

ビール腹

体重計に乗るより、単にウェストと腹囲を測った方が、あなたの健康状態を正確に把握できるかも知れません?

この度、米国ミネソタ州にあるクリニックの循環器科の研究班が約1万5000人のデータを基に導き出した結論は、「ビール腹の男性は、単なる肥満の男性に比べ死亡リスクが2倍になり、女性も死亡リスクが1.5倍になる」というものでした。

これは、今までの肥満と死亡率の理論をある意味覆すものでした。

そこで今回は、ビール腹の原因と危険性、その解消法について、分かりやすく説明していきます。

 

ビール腹とは?

まず、ビール腹とは、ビールの飲み過ぎでお腹がポッコリという意味ではありません。

そのポッコリと出たお腹の形がビールの樽に似ていることから、そう呼ばれるようになりました。

あと、ビール腹の語源ですが、明治時代、横浜にビール製法を教えにやってきたドイツ人のお腹がみんなポッコリ出ていたので、それを見てビール腹と呼び始めた??という説もあります。

 

肥満を体型別に分類すると、上半身肥満型のりんご型肥満と、女性に多い、下半身肥満の西洋梨型肥満があります。

つまり、りんご型肥満=ビール腹です。

 

また、手や足は細く、体重は標準に近くても、ビール腹の人は、内臓脂肪蓄積型に分類されます。

胃の周辺についた内臓脂肪は体内に浸透しやすく、肝臓でコレステロールに変換されて血中に流れます。

この血中のコレステロールが酸化され動脈に蓄積すると動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こしてしまいます。

 

ビール腹の原因

ビール腹

 

ビールに限らず、アルコール全般、ビール腹の大きな原因になります。

しかし、アルコール自体が中性脂肪に変わるわけではありません。

アルコールが分解される時に、脂肪の合成を進める酵素が発生して、肝臓で中性脂肪の合成が進んでしまうのです。

 

また、お酒と言えば、おつまみですよね。

居酒屋に行ったら、お酒がすすむ揚げ物メニューがいっぱいあります。

例えば、唐揚げの油は体内で脂肪酸とグリセロールに分解され消化吸収しますが、余ったものは中性脂肪として脂肪細胞の中に蓄えられます。

あと決定打は、しめのラーメン、そう炭水化物です。

もちろんスープの脂肪もありますが・・・

 

炭水化物は、体内でブドウ糖に分解され、消化吸収します。

しかし、血糖値があがると、インスリンという酵素が働いて、ブドウ糖は中性脂肪に変えられて脂肪細胞に蓄えられます。

いずれにしても、アルコールの飲みすぎと、おつまみ(脂肪・炭水化物)の食べ過ぎは、最終的にすべて中性脂肪として備蓄⇒ビール腹という結末になります。

 

ビール腹の3つの解消法

では、ビール腹になるのを防ぐにはどうすればよいのでしょうか?

ビール腹解消には、以下の3つの方法があります。

  1. 食生活の改善
  2. 適度な運動週間
  3. サプリメントで補う

「食生活の改善」は、揚げ物や加工食品を避け、野菜を多く摂り炭水化物を少なめにして、たんぱく質は肉よりも魚や豆類を中心に食べることです。

実際に炭水化物(糖質)をたくさん摂ると、その場は満腹感がありますが、更に炭水化物への欲求が高まり、ある意味中毒のようになってしまいます。

 

また、お酒の飲み方も、糖質の多いビールや日本酒 (醸造酒)から、糖質の少ない、ウイスキーや焼酎(蒸留酒)に変えるのも良いでしょう。

次に、「適度な運動習慣」ですが、内臓脂肪は皮下脂肪に比較すると付きやすい反面、落としやすい性質があります。

なので、特に激しい運動をしなくても、30分程度の軽い運動でも毎日規則的に行えば効果が目に見えて出ます。

大切なのは、思いつきでやるのではなく、運動をする週間づくりです。

 

3番目の「サプリメントで補う」ですが、中性脂肪を下げる効果がある成分にはEPADHAなどがあります。そして、これらは青魚に多く含まれています。

しかし、毎日青魚を食べ続けることが難しいという方には、サプリメントとして摂ることをおすすめします。

また健康な食生活の上で、野菜を1日に350g摂ることが理想とされています。

 

その内訳は、緑黄色野菜120g+淡色野菜230gですが、現代人の食生活は外食も多いので、なかなか理想通りにいきませんよね。

そこは、青汁や野菜ジュース、その他のグリーン系のサプリで補うのが良いでしょう。

ただし、サプリメントは食事に完全に代わるものではなく、あくまでも栄養補助食品としてとらえて利用してくださいね。

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*中性脂肪やコレステロールに関しては以下の記事もご参考下さい!

記事:亜麻仁油(アマニ)の驚くべき効果!ダイエットや更年期障害にも!

記事:チアシードは糖尿病にも効果!ダイエットの副作用や危険性は?

記事:コレステロールは体に悪くない?LH比と酸化LDLが悪玉のボス!

 

まとめ

ビール腹は、上半身肥満のりんご型肥満ともいわれ、内臓脂肪蓄積型に分類されます。

このりんご型肥満は、動脈硬化を起こしやすく心臓病や脳卒中のリスクが非常に高くなります。

血管系の病気のリスクが高い、ビール腹の解消法には、食生活の改善、適度な運動習慣、サプリメントで補うの3つの組み合わせが効果的です。

 

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