夜に咳が止まらない!熱はないのに!原因と咳止めの方法は?

cough

熱もなく、風邪を引いているわけでもないのに、喉の奥がイガイガして咳が止まらない。特に夜に布団に入って寝ようとする時に咳が始まると、うまく眠りにつけなくなって十分な睡眠もとれませんよね。

また、咳がひどくなると日頃の呼吸にまで影響して、日常生活まで苦しくなりますよね。

「この咳の原因は何?」「どうすればこの咳を止めれるの?」と悩んでいる人はたくさんいると思います。そこで今回は夜に止まらない咳の原因と症状を緩和する方法について書いてみました。

咳に悩まされ続け、何とかしたいと思われている人はぜひ読んでくださいね!

 

咳が出る仕組み

咳の症状

 

人が生き続けていくためには呼吸をすることが不可欠です。その空気の通り道である気道に何らかの異変や刺激があると、神経を伝わって咳反射が起こります。

例えばヒトは風邪などの感染症にかかったり、また、かかりそうになった時に気道上のウイルスやバイキンなどの病原体を排除しようとして咳が出ます。

その他、気道上にできた腫瘍、アレルギー物質、空気の汚染、食べ物や飲み物、香辛料などが刺激となっても咳の反射が起こります。

このように咳は異物から身を守るための人間の防御反応のひとつと言えます。

 

長引く咳の原因となる病気

気管支喘息

咳が長く続く人がかかっている病気として、気管支喘息の可能性は高いと言われてます。
気管支喘息は子供から大人まで幅広く発症し、60歳を過ぎても増加傾向にあります。

症状の特徴として、長引く咳とねばねばした痰(たん)が出ます。場合によっては痰で気道を詰まらせることもある危険性もあります。

咳が長く続いて淡も出るときは、まず気管支喘息を疑い、医療機関に行って検査することをおすすめします。

 

COPD

COPDは70歳以上の人の1/6がかかっていると言われる、主に喫煙習慣が原因となる肺の生活習慣病です。

主な症状は、たばこの煙や大気汚染などの有害物質が原因で気管支や肺が炎症を起こし、咳や痰が出て呼吸がしにくくなります。熱はありません。

また、COPDにかかっている人は通常よりも10倍肺ガンを発症しやすいとも言われ、早期発見、早期治療が大切です!

喫煙者の人で呼吸がしにくくなる症状を感じたら、必ず医療機関に行って呼吸機能検査や画像診断を受診してください。

 

マイコプラズマ肺炎

症状の特徴として早朝や深夜に発作的に強い咳が出ます。また、しつこい発熱もあります。マイコプラズマ肺炎は夏の終わりから冬に流行して、潜伏期間が2~3週間程あります。

飛沫(ひまつ=咳によって飛び散るしぶき)による感染力が非常に強く、子供が感染すると家族全員に広がる可能性があります。

長引く咳と頑固な熱の症状があるときはこの病気を疑って、直ぐに医療機関に行って早めの処置を受けるようにしましょう。

上記の病気のように長引く咳と淡が出て息切れがひどいときには、呼吸器・感染症内科に行かれることをおすすめします。

*肺炎に関しての詳細は、次の記事をご参考ください!

記事:【誤嚥(ごえん)性肺炎】の症状と原因、死亡率は?看護と治療・予防法とは?

 

アトピー性咳嗽(がいそう)

アトピー体質やアレルギー性鼻炎の人が、風邪などをきっかけに、アレルギー症状として咳が過剰に出てしまう病気です。
花粉症のときに放出されるヒスタミン(アレルギー症状を起こす物質)が原因となり、咳が8週間以上も続きます。
アトピー性咳嗽の症状の特徴は、アレルギー鼻炎を持っている人に起こる・朝と夜だけに咳が8週間以上続く・痰は出ないなどです。

このような症状が長く続くときは、医療機関に行って検査を受け、アレルギーの治療を受けてください。

 

後鼻漏(こうびろう)

後鼻漏は鼻水が鼻からではなく後ろにある喉の方に流れ落ちる症状で、も絡みやすく、口の中もネバネバした状態が続き、味覚障害を起こします。

後鼻漏の人は特に仰向けで寝ると、のどに鼻水が垂れてきて痰が絡むので、寝るときや朝起きた時に咳が出ることがよくあります。

後鼻漏には現在、決定的な治療法がなく長年苦しんでいる人が多くいますが、抗生剤や漢方薬で改善されたという報告もあります。

 

肺がん

肺がんが原因の咳の特徴は、乾燥した咳が出て、症状が一向に改善しないことです。

胸に痛みがあったり、淡に血が混ざっていることもありますが、肺がんには他の病気のように決定的な症状がありません。

長く続く咳があり、原因不明の体調不調を感じるときは、早めに医療機関へ行って胸部レントゲン、また、手遅れにならないように初期の肺がんを早期発見するにはPET検査やCT検査を受診することが必要です。

 

咳を緩和する方法

病院に行って検査しても特に病気の原因が見当たらないときは、薬を使わずに咳の症状を緩和する方法があります。

 

寝る姿勢

夜に咳が出る人で、仰向けに寝る習慣がある人は、横を向いて寝るようにすると症状が改善されます。

身体をくの字にして横に寝ると寝やすくなります。横向きに寝るのが難しい人は、抱き枕を使うと安定して横向きに眠れます。

 

乾燥を防ぐ

夜に加湿器を使ったり、マスクをつけて寝ると鼻や口の乾燥、またはアレルギー物質の侵入を防ぐことができます。

 

のどを温める

のどを温めるように、夜寝る前に温かい飲み物を飲むと症状緩和に効果があります。

ショウガレンコンをおろしてお湯に混ぜて飲むと大変効果的です。

それにハチミツを加えればさらに効果的です!ハチミツには咳シロップと同等の効果があると言われてます。

また、お湯をしぼった温かいタオルを首に巻くのも、のどを温めるのには効果的ですね!

 

まとめ

夜の咳には様々な原因が考えられますが、咳が長引く場合は、早めに医療機関にいって適切な処置を受けましょう。

病院に行っても特に異常が確認されない場合は、薬を使わない自然療法も試してみる価値があります。

*のどの痛みに関しては次の記事もご参考下さい!

記事:喉が痛い!喉の奥に違和感あるときの原因と対処法

記事:【プール熱・咽頭結膜熱】子供と大人の症状と潜伏期間!検査と治療、予防法は?

記事:【溶連菌感染症】大人にも発疹症状?潜伏期間と治療薬は?

 

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