インフルエンザ予防接種【2017】12月では遅い?時期と効果のまとめ

インフルエンザにかかった女性

インフルエンザの流行は、例年空気が乾燥する冬期11~12月に始まり、1~3月にかけてピークを迎えます。

2017年はインフルエンザワクチンの不足が伝えられ、年末の忙しさも合わせて予防接種をまだ受けていない方も多いかも知れません。

また、12月になってから予防接種を受けても遅いのでは?と思う方も多いと思います。

そこで今回は予防接種を受ける時期と効果について分かりやすくまとめてみました。

 

インフルエンザ予防接種に最適な時期は?

インフルエンザの予防接種をする看護師イメージ

インフルエンザは、通常毎年10月1日から予防接種の予約受付が開始されます。

インフルエンザウイルスは低温で乾燥した環境を好むので、地域差はありますが、例年12月から流行し始め、1月末~3月上旬にピークを迎えます。

予防接種を受けるタイミングはインフルエンザの流行時期に合わせることが大切です。

 

2017年インフルエンザ流行レベル

国立感染症研究所が発表した「インフルエンザ流行レベルマップ」2017年11月20日~11月26日(第47週)を見ると…

第47週(2017)の患者報告数が7,280となり、2017-2018年シーズンで初めて全国的な流行開始の指標1.00を上回る1.47となりました。

新潟県が警報レベルを超え、宮城県、愛媛県、長崎県、宮崎県の4県で注意報レベルを越えています。第36週(2017)以降の推計受診者数の累計は約25万人。

検出されたインフルエンザウイルスは、直近5週間(第43~47週)でA(H1N1)pdm09(A型)が最多となり、AH3亜型(A香港型)とB型が同程度だと報告されています。

12月1日、国立感染症研究所(NIID)は、例年より早く全国的なインフル流行期に入ったと発表しましたが、どのタイプのウイルスが主流かは判明していません。

国立感染症研究所HPを参照:https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html

 

インフルエンザ予防接種にベストな時期

インフルエンザ予防接種の効果がでる(ワクチン接種による免疫反応で抗体ができる)までには約2週間ほどかかるので、12月から始まる流行期の予防には11月中旬までに接種するのが最適です。

また、13歳以上の人は1回接種が原則とされていますが、13未満はより高い抗体価を得るために2回接種が推奨されています。

つまり、12月流行のタイミングに合わせるには、13歳未満の場合は1回目を11月中旬まで、2回目を2~4週間後に受けるのが効果的だとされてます。

インフルエンザは家庭内で感染する確率が約10%と言われています。

そのほとんどが子供から大人への感染で、特に子供がいる家庭は家族全員で予防接種を受けた方がいいですね。

妊娠中の場合は母子共に予防効果が期待できます。

免疫力の弱いお年寄りや糖尿病を罹患している人は、特に家族感染に気をつけなければいけません。

インフルエンザ予防接種の効果は、受けてから1ヶ月後がピーク約5ヶ月間持続しますが、抗体は身体に残らないのでシーズン毎に受ける必要があります。

 

インフルエンザの予防接種は12月では遅いの?

12月の気候

前述のように、インフルエンザワクチンが効果を発揮するには2週間必要なので…

もし12月1日に予防接種を受けた場合、効果がでるのは12月14日以降になります。

12月中旬ごろに受けた場合は、年内に間に合うかどうかですね…

厚生労働省では、12月中旬までにワクチン接種を終えることを推奨しています。

急な発熱などインフルエンザの自覚症状がなくても感染後の潜伏期間の場合、予防接種の効果はありません。

インフルエンザに罹患していない場合は、12月に予防接種を受けても例年1月~3月のピークには間に合うので遅すぎることはないでしょう。

 

インフルエンザワクチンに期待される効果とは?

 

先ず、ワクチンにはインフルエンザの感染を完全に抑える効果はありません。

インフルエンザウイルスは、口や鼻あるいは眼の粘膜から体内の細胞に侵入して感染します。

その後、体内でウイルスが増殖し、潜伏期間を経て、発熱やのどの痛みなどの症状が出て発病となります。

ワクチンの発病防止に対する有効率は60%程度で万能薬では決してありません…

その中で、一番に期待できる効果は肺炎や脳症などの生命にかかわる重症化を予防することです。

 

インフルエンザ予防接種を受けるには

 

一般的にインフルエンザ予防接種は10月から始まり12月~1月の間まで行われます。

定期の予防接種に関しては自治体によって期間が異なるので、お住いの市区町村役場や保健所にご相談ください。

2017年度は昨年度と比較して製造が遅れワクチン不足が起こったので、12月中旬以降も新たに供給される可能性があり、接種できる機会がまだあると言われています。

 

インフルエンザ予防接種を受けれない人

以下の症状または疾患がある方は予防接種を受けることができません。

  • 37.5℃以上の発熱
  • ワクチンにアナフィラキシー症状がある人
  • 重篤な急性疾患
  • その他、医師が不適切だと判断した場合

 

予防接種前に医師の相談が必要な人

以下の症状または疾患のある方は接種前に医師への相談が必要となります。

  • 慢性の内臓疾患または血液の病気がある
  • 接種後2日以内にアレルギー症状が認められた
  • けい攣を起こしたことがある
  • 免疫状態に異常が認められた
  • 鶏由来のものにアレルギーがある
  • 喘息と診断された

 

インフルエンザは予防が大切

予防接種以外のインフルエンザ予防には、手洗いやうがい、マスクなどがあります。

その中で最も効果が高いとされているのは手洗いです。

うがいやマスクは意外に予防効果が薄く、限られていると言われています。

人は手で自分の口や鼻の粘膜に触れることが多いので、どうしてもウイルスが手指を介して感染する傾向が高くなります。

また、日常生活では公共の乗り物や建物の中、例えばつり革、ドアノブ、トイレ、共用のタオル、イスや机、PCのキーボードなどを介して手にウイルスが付着する可能性があります。

それらに全く手を触れずに生活することは困難なので「手洗い」でウイルスをしっかり落として予防するしかありません。

手洗いする水は、水道の流水が最適で石鹸や消毒用アルコールを使うと更に効果的です。

手洗いした後は、清潔で良く乾燥させた布タオルか使い捨てのペーパータオル、エアードライヤーを使って手を乾かします。

また、病気にかからない免疫力をつけるためにバランスの取れた栄養をとり、睡眠を十分に取ることも大切ですね。

 

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