【プリンス急死】死因は鎮痛剤のフェンタニル過剰摂取!ラストライブ動画は?

Prince-guitar

プリンス(ミュージシャン)は、80年代からそのカリスマ的な風貌と独特な歌声とメロディーで世界中の音楽ファンを魅了してきました。

そのロック界のカリスマが、米国ミネソタ州にある自宅のペイズリーパークスタジオで2016年4月21日に亡くなっているのを発見されました。

享年57歳という若さでした・・・先ずは、ご冥福「Rest in peace」をお祈りいたします。

プリンスは、同年4月15日に薬物の過剰摂取で自家用ジェットで救急病院に搬送され、その後の突然の訃報に至るまでは自宅療養をしていたと伝えられています。

今回は、プリンスの死因と、彼が患っていたインフルエンザてんかんエイズ薬物の複雑な関係性を米国からの最新情報をソースしてにお伝えします。

また、プリンスの常用していた麻薬性の鎮痛剤パーコセットとオピオイド依存症治療薬のブプレノルフィンの存在も浮上してきていましたが・・・

6月2日ミネソタ州の検視当局によって、鎮痛剤のフェンタニルの過剰摂取によるものだと発表されました。

最後に追悼の意を込めて、プリンス最後の映像になってしまった「アトランタでのライブ動画・パープルレイン」をご紹介します。

 

プリンスの死因はインフルエンザではなかった

プリンス(Prince Rogers Nelson)は、2016年4月21日(木)の朝、ミネアポリス郊外にある彼の自宅のエレベーターの中で呼吸停止で応答ができない状態で発見されました。

 

発見当時を知る地元の保安官は、「代理人がその日の午前9時43分に救急車を呼んだが、プリンスを蘇生させることは出来ず、午前10時7分に彼の死亡が確認さた。」と述べています。

 

プリンスが、死亡する1週間前ほどからインフルエンザを患っていたために最初は「インフルエンザ脳症」などが死因と関連しているとも考えられていました。

 

また、体調不良な中で、アトランタでのライブを強行したことも病状の悪化につながったのではないかと伝えられていました。

6月2日に鎮痛剤フェンタニルの過剰摂取が直接の原因だと発表されました。

 

プリンスが何年間も通っていた地元の薬局Walgreen(ウォルグリーン)の従業員の話によれば・・・

プリンスが自宅エレベーターで心肺停止状態で発見されるまでの数日の間に、彼はこの薬局を4回も訪れており、「その時のプリンスは、非常に恐ろしいほど虚弱に見えた。」と言っています。

そして、どんな薬も彼の症状には効かなかったということです。

 

やはり、薬物の過剰摂取が直接の死因でした。

ロック・ミュージシャンが急死と聞けば、「オーバードース」が原因のケースがあまりにも多すぎますよね。

 

実際、インフルエンザに罹って死亡することは、ごくまれなことで、死亡率は0.1%未満だと言われています。

 

しかし、さまざまな条件が重なってインフルエンザが重症化した場合は、生命にかかわる事態に進展します。

その詳細に関しては、下記のプリンスの死因に関する情報をお読みください。

 

インフルエンザ脳症

インフルエンザ脳症は現在のところ原因不明とされていますが、この病気の症状は、インフルエンザの感染が引き金となって発症します。

  1. 突然の高熱
  2. 1~2日以内に昏睡などの意識障害
  3. 短期間の内に全身の症状が悪化

そして、最悪の場合、死に至ることがあります。

しかし、この病気は、通常大人では少なく、幼児に多くみられる症状です。

 

プリンスが幼少期に発症していた「てんかん」とは

「てんかん」とは、脳の神経細胞に突然激しい電気的な興奮が発生して「てんかん発作」をくり返す慢性的な病気です。

 

プリンスが、幼いときに「てんかん」を患っていたことは、TV番組のインタヴューで明らかにされています。

プリンスが、2009年に米国のPBSのトーク・ショウに出演した時に、” 今までに話したことはなかったけど、僕には「先天性のてんかん」があって、幼い頃には「てんかん発作」をよく起こしたものだ ”と告白しています。

 

また、プリンスの1992年アルバム『Love Symbol Album』(下のジャケット写真)に収録されている「The Sacrifice Of Victor」の歌詞には、” Epileptic ‘til the age of seven ”(7歳まで「てんかん」の症状があった)とほのめかされています。(下のジャケット画像をクリックするとAmazonに行きます)

 

しかし、不思議なことに「てんかんの症状」は、あるとき天使のお告げがあって、突然消えたとプリンスは語っています。

プリンスが幼い時に、この天使のお告げのことを母親に話したようですが、プリンス自身この会話については覚えていなかったそうです。

 

そして、この先天的な脳の障害である、「てんかん」がプリンスの早すぎる死に関係しいる可能性も考えられました。

 

彼は、死亡する1週間前からインフルエンザに罹って、かなり重症化していて、また、「てんかん」の病歴もあるので、発作性の合併症を起こしやすい体質があった可能性も考えられました。

 

米国CDC(アメリカ疾病予防管理センター)も、「てんかん」の症状がある人がインフルエンザに感染すると、より重篤な合併症を発症しやすいと指摘しています。

 

てんかんの種類

「てんかん」はさまざまな発症の原因があると追われていますが、

  • 特発性てんかん
  • 症候性てんかん

の2種類に分けられます。

「特発性てんかん」は、原因不明のてんかんで、先天的で、遺伝性の可能性もあると考えられています。

「症候性てんかん」は、後天的に脳が何らかの傷害を受けることによって起こる「てんかん」です。

プリンスの場合は、先天的で原因不明の「特発性てんかん」だったと推測されます。

*「てんかん」に関して詳細は、次の記事をご参考ください!

➡てんかんの症状について!

 

つまり、この先天的な「脳のけいれん性素質」に加えた、インフルエンザの重症化による合併症を起こしたのではないかと推測もされたのですが・・・

⇒薬物の過剰摂取が直接の死因でした。

 

プリンスの死因に関する最新情報と薬物

プリンスの検死解剖

日本時間の4月23日(2016年)、米国中西部の医療審査オフィスでプリンスの検死解剖が続けられています。

 

広報担当者のマーサ・ウィーバーは、「最終結果が出るまでは、検死に関してのいかなる予備情報もリリースする予定はありません。」と米国時間の4月22日(金)に伝えています。

また、プリンスの検死が完了するまでには、数日間~数週間程かかると伝えられています。

そして、検死解剖が終了した後、プリンスの遺体は彼の家族のもとに返されます。

 

麻薬性処方薬パーコセットとは?

米国時間の4月22日(金)(2016年)の検死解剖が終わり、プリンスの遺体は家族の元へ帰されました。

 

死後の検査では、プリンスの病歴や社会的な経歴の情報が収集されましたが、死因に関しては数週間は公開されないと関係者は語っています。

 

有名人のニュースサイトであるTMZの報告によれば、4月15日にプリンスは鎮痛剤である「Percocet*」の過剰摂取により、彼のプライベートジェットでアトランタの救急病院に緊急搬送されました。

 

しかし、彼は救急病院に搬送された翌日の16日には、ペイズリー・パークでダンスパーティーを開催しています。

 

そして、パーティーに参加したファンは、「その時の彼はハッピーで健康的に見えたよ!」と証言しています。

 

Percocetとは、中度~高度な痛みを和らげるために処方される鎮痛剤(painkiller)です。

この薬の成分には脳内に作用する麻薬性(オピオイドのあるオキシコドンと、鎮痛・解熱作用のあるアセトアミノフェンが含まれています。

パーコセット

 

プリンスは、6年前に股関節の矯正を受けた時からその薬を服用し続けていたと言われています。

 

米国中西部医療審査オフィスの広報担当者は、「すべての結果は得られているが、毒性の解析には数週間はかかることがあるので、それまでは情報の公開はしません。」と述べています。

 

オーバードースが直接の死因?エイズ(HIV)の発症は?

米国時間4月28日(2016年)に、プリンスの死因を担当している調査官は、プリンスが使用していた麻薬性(オピオイド)のある「パーコセット」という処方薬のオーバードースが直接の死因ではないか?という線を中心に調査を進めていると発表しました。

 

プリンスは、「死亡する直前までの154時間は寝ずに作業をしていた・・」とも伝えられていますし、彼が心肺停止状態で見つかった時にも「パーコセット」の所有が確認されています。

 

4月15日に自家用ジェットで病院に搬送されたときは、「セーブショット」と呼ばれるヘロインや麻薬性鎮痛剤などのオピオイド(アヘン剤)を解毒させる、鼻から吸入させるスプレー式の応急注射を処方されたと報道されました。

naloxone

「セーブショット」は通称で、実際の薬品名はナロキソン(NALOXONE)と呼ばれています。

 

プリンスのエイズ(HIV)への感染

そして、プリンスは股関節の痛みと半年前に発症したエイズ(HIV)が原因の痛みのためにこの薬を使用していたといわれています。

 

エイズ(HIV)は後天性免疫不全症候群とも呼ばれ、免疫システムが非常に弱くなってしまう病気です。

 

つまり、エイズの罹患者がインフルエンザのような感染症にかかると簡単に重症化してしまう傾向があります。

 

プリンスがエイズ(HIV)に感染(HIV陽性と診断された)したのは、1986年だったと伝えられています。

 

1986年といえば、プリンス自身が主演、監督もつとめた映画『アンダー・ザ・チェリー・ムーン』のサントラ盤のパレード (Parade) というアルバムがリリースされた年です。(下のジャケット画像をクリックするとAmazonに行きます)

プリンスは、まさに、飛ぶ鳥を落とす勢いがあった時期にエイズに感染してしまったのです。

 

そして、プリンスは11年もエイズと闘病し、半年前に発症、最近では自分の死を覚悟し、葬儀の準備の計画もしていたそうです。

 

しかし、エホバの証人の信者だったプリンスは、病気になっても輸血を拒んでいました。

 

このように、プリンスの直接の死因には薬物が関係している可能性がかなり色濃く出ていますが・・・

 

てんかんエイズの発症インフルエンザの重症化と、さまざまな要素が複雑に絡み合って、最後に薬物(パーコセット)の過剰摂取が突然死への引き金を引いてしまったのではないでしょうか?

 

エレベーターのセキュリティカメラが捉えた映像とは?

プリンスが急死したペイズリーパークのエレベーターのセキュリティーカメラがプリンスの最後の瞬間を捉えていて、その映像が警察に提出されているそうです。

 

つまり、このビデオカメラには「プリンスが死に至るまでのすべての瞬間」が映し出されているそうです。

 

そして、正にプリンスが死亡する直前に、薬(麻薬性鎮痛剤パーコセット)を頻繁に服用しているところが映し出されていたと伝えられています。

 

薬物の過剰摂取がプリンスの直接の死因であることは、やはり間違いなさそうです・・・

 

しかし、プリンスの関係者によると彼は決して快楽のために薬物を摂取していた訳ではなく、あくまでステージでの激しいパフォーマンスのために使用していたようです。

 

ただ、長年の摂取によって次第に薬物依存症になってしまう人もいます・・・

 

話は変わりますが、プリンスの残した財産は日本円で320億円くらいあるそうで、彼の遺書が見つからない限り、すべての財産はプリンスの妹と義理の兄弟に受け継がれるそうです。

 

プリンスの死因が公式に発表されるにはもう少し時間がかかるそうです。

オーバードースがプリンスの死因であれば、「誰が(医師?)この薬を処方していたのか?」という問題も出て来ると思います。

 

パーコセットの処方医師とブプレノルフィンの関係は?

プリンスに麻薬性の強い強力なペインキラー(オピオイド)ことパーコセットを処方していた医師についての情報が入りました。

 

プリンスに薬を処方していた医師の名前はマイケル・シューレンバーグ(Dr. Michael Schulenber)といいます。

彼のクリニックは、プリンスのペイズリーパークからほんの数キロ離れたところにあります。

シュレンバーグ医師は、プリンスが4月21日に急死する前の4月7日と4月20日にプリンスを治療したと捜査班に証言しています。

 

しかし、プリンスが亡くなった当日の21日には・・・

 

プリンスは、カリフォルニアの麻薬中毒治療と疼痛管理の専門家であるハワード・コルンフェルト医師(Dr. Howard Kornfeld)の息子であるアンドリュー(Andrew)と会うことが予定されていました。

 

実際、プリンスのスタッフが、ペイズリーパークのエレベーターで心肺停止状態のプリンスを発見した時、救急車(911)を呼んだのもアンドリューでした。

 

その時にアンドリューのバックパックにブプレノルフィン*という薬が入っているのが捜査官によって確認されています・・・

 

ちなみに、マイケル・シュレンバーグ医師は、ブプレノルフィンを処方する連邦政府のライセンスを持っていません。

 

*ブプレノルフィン (buprenorphine) とは、弱オピオイド薬の一種で、鎮痛剤、オピオイド依存症、ヘロイン中毒患者の禁断症状を低減させながら鎮痛効果を維持する目的のオピオイド依存症治療の第一選択薬です。

ブプレノルフィン

 

5月14日現在、公式な発表はされていませんが、これまでの経緯を見ると、プリンスの死因に薬物が直接関係しているのは明白なことだと思います。

 

もし、このケースが医師の落ち度として訴訟問題に発展していくのであれば、医師側の弁護士とのやり取りなど法的な処理が入ってしまい、事態はさらに複雑になり、もっと時間を要してしまうかも知れません?

 

果たして、プリンスの死因とその因果関係が公式に発表されるはいつになるのでしょうか・・・

 

【結論】プリンスの死因は、フェンタニルの過剰摂取だった

プリンスの死因が、ミネソタ州の検視当局から6月2日(米国時間)(2016年)、公式に発表されました。

やはり、死因は薬物の過剰摂取が原因でした。

 

具体的な薬品名はフェンタニルと呼ばれる、麻薬性の鎮痛剤です。

フェンタニルとはどんな薬物なのでしょうか?

フェンタニル

フェンタニル(Fentanyl)の注射用液剤

 

フェンタニルとは?

フェンタニル (Fentanyl) とは、合成オピオイドの一種で、主に鎮痛剤、疼痛緩和、麻酔薬として使用されます。

フェンタニルは、オピオイドの中でも非常に強力な作用があります。

 

効果は、末期がんの鎮痛麻薬として頻繁に使用されているモルヒネの100~200倍の強さがあると言われ、麻薬及び向精神薬取締法における麻薬と定義されています。

 

実際に、米国では、がん患者や戦場で壊滅的な損傷を受けた兵士などの鎮痛剤として使用され、奇跡の薬とも呼ばれています。

 

しかし、米国では乱用薬物としても違法に市場に出回っており、「チャイナホワイト」と呼ばれています。

 

同じ量の使用では、最強最悪の麻薬と呼ばれるヘロインよりも数倍の作用があります。

 

実際の価格は、モルヒネやヘロインよりも安く、その強力な作用から、使用料を間違えると即死することもあるそうです。

 

フェンタニルの副作用としては、モルヒネと同様に呼吸抑制作用が強く、臨床目的で決まられた使用量を守っても、呼吸補助が必要になり、吐き気をもよおすこともあります。

ただし、大量に投与しない限り、ヘロインのように意識に影響はしません。

 

プリンスの死亡前日の4月20日に、医師のマイケル・シューレンバーグが、プリンスに薬を処方していたことは事情聴衆で分かっていますが、その薬がフェンタニルだったかどうかは、まだ説明されてはいません・・・

 

*鎮痛剤の副作用に関しては、次の記事もご参考ください!

➡【ロキソニン】重大な副作用に腸閉塞が!その原因と初期症状とは?2

 

次に、プリンスの最後となったアトランタでのライブパフォーマンスの映像をお見せ

しますね。

 

プリンスのラストライブ映像

プリンスは、今年の2月から北米において、『Piano & a Microphone』 ツアーを行っていました。

*4月14日に米国アトランタのFox Theatreで行われたプリンスの最後のライブ映像がアップされていますが、なかなかの音質です。

これが、本当に最後なんですね・・・(涙)

 

 

 

次は、2007年第41回スーパーボウルのハーフタイムショーに出演した時のライブ映像です。

雨の中で最後に演奏した曲(4:42~)は、まさに雨に打たれながらの「Purple Rain」でした。

この時の視聴率は、米国テレビ史上3番目の高さで、約3億もの人が視聴したと言われる伝説のライブです。

今見てもプリンスのシャウトとギターソロは鳥肌もので、涙ものです・・・

 

 

もう彼のライブパフォーマンスが生で見られないと思うと、悲しくてしょうがないです。

 

また、プリンスは、人生初の「回顧録」を米国ランダムハウスから出版する予定で、執筆中でした。

 

最終作の『HITNRUN Phase Two』のCD盤(下のジャケット写真)は、4月29日から発売されています。

このアルバムはすでに何度も聞いていますが、聞けば聞くほど味の出る曲ばかりで、プリンスの原点回帰ともいえるアルバムではないでしょうか!(下のジャケット画像をクリックするとAmazonに行きます)

 

プリンスは、まさに世界中のアーティストにも多大な影響を与えた、ロック界のカリスマであり貴公子でした・・・それにしても、2016年は何故、デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ、プリンスと偉大なアーティストばかりが亡くなってしまうのだろうか?

Rest in peace.

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