喉が痛い!喉の奥に違和感あるときの原因と対処法

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季節の変わり目には体調を崩しやすく、朝起きた時に「喉が痛いっ!」てことはよくありますよね。

つばを飲み込むときに喉に痛みがあったり、喉の奥に違和感があったり、しゃべるだけで痛いときもあります。このような喉の痛みの原因は、ほどんどの場合は風邪によるものですが、風邪の場合、通常は一週間もしたら良くなるものです。

一週間を過ぎても喉の痛みが治まらない場合や鼻水や熱などの他の症状がないときは、風邪以外の原因があると考えたほうが良さそうです。

今回は喉に痛みや違和感があるときの原因と対処法についてお話しますね!

 

喉の痛みが出る原因

のどの痛み

 

喉の痛みにはざまざまな原因がありますが、基本的には空気中から入ってきた細菌やウイルスなどの異物を体内に侵入させないための身体の防御反応によるものです。

 

その異物や死んでしまった細胞を排除する防御反応のことを炎症反応と呼びます。

そして、喉の痛みの原因は大きく分けて3つに分類されます。

 

物理的な原因

冬の気候のように空気が乾燥していたり、長時間カラオケを大声で歌ったり、タバコやお酒をたくさん飲んだりすると喉の粘膜を刺激して炎症を起こします。

 

これら自体は病気ではなく、喉に刺激を与える物理的な原因と考えられます。

しかし、これらの刺激は喉の粘膜を傷をつけ、細胞を細菌やウイルスから守る力や抵抗力を下げてしまい、結果的に病原菌がが侵入するスキを作る原因になります。

 

また、喉の粘膜の血管が破れ内出血を起こし、ポリープ(=粘膜から突き出た腫瘍)ができることもあります。

 

病気の原因

この原因は、細菌やウイルスが侵入する感染症が一番の原因となります。

 

また、喉の粘膜が長期間の物理的ストレスにさらされ、傷ついた時にも感染症と同じような症状が起こります。

喉の痛み以外に、発熱、鼻水、咳、痰などの症状がある場合は、風邪とそれ以外の病気が原因の可能性が高いといえます。

 

心理的ストレスの原因

物理的原因、病気の原因以外にも、不安・緊張・悲しみ・うつ・ヒステリーなどの心理的ストレスが原因となって、喉の違和感などの症状を引き起こす場合があります。

 

風邪以外で喉の痛みがある病気

風邪以外ののどの痛み

咽頭炎(いんとうえん)

長い期間、風邪と同じような症状があって、いつまでたっても治らないという人は、このの病気にかかっている可能性があります。

咽頭とは、鼻腔(びくう=鼻の穴の奥)と口腔(こうくう=口の中の空間)から食道につながっている部分です。

 

咽頭は鼻腔に近い上咽頭中咽頭・食道に近い部分の下咽頭の3つに分けられますが、咽頭炎とは中咽頭と下咽頭に起こる炎症のことです。

症状は、喉の痛み、咳、頭痛や発熱などを伴うことが多く、喉の違和感や口臭などもあり慢性化しやすい病気です。

急性の炎症の場合、原因は上気道の風邪などのウイルスの感染です。

 

喉頭炎(こうとうえん)

咽頭炎より下の部分の喉頭(のどの中)で起こる炎症のことです。咽頭炎は口を開けると見えますが、喉頭炎は声帯の周辺なのでスコープなどを使わないと見えません。

 

症状は咽頭炎とほぼ同じですが、声帯の周辺の炎症なので、声が出にくくなるのが特徴です。また、咽頭炎と喉頭炎を併発していることも多くあります。

 

急性の炎症の場合、原因は咽頭炎と同じく、上気道の風邪などのウイルスの感染です。

 

扁桃炎(へんとうえん)

扁桃炎は扁桃上(扁桃腺の上)の常在菌(じょうざいきん=健康な体にも存在する菌)が炎症を起こす病気です。

 

常在菌の中には溶連菌(ようれんきん)やブドウ球菌、肺炎球菌などがあり、主に子どもがかかりやすい病気です。

 

しかし、免疫力が低下したときには、大人もかかることがあります。常在菌が病原菌となるため、体力が弱ったときには再発の可能性も高くなります。

 

扁桃炎の症状は咽頭炎や喉頭炎と同じく、風邪に似ています

細菌感染のため通常は抗生剤を使って治療しますが、再発が多い時には扁桃を手術で切除する場合もあります。

 

咽頭癌

喉頭がんの初期の症状として、喉の痛み、喉の中に違和感や異物感がある、声がかすれて出にくい、痰(たん)に血が混じる首にしこりができる、呼吸困難嚥下障害(えんげしょうがい=食べ物が飲み込みにくくなる障害)などがあります。

 

咽頭癌の原因としては、タバコやアルコールとの因果関係、EBウイルスパピローマウイルスとの関与が報告されています。

 

咽頭癌の診断には、内視鏡やCTやMRIなどの画像診断が使われます。

上記のような症状を感じたら直ちに専門の医療機関に行って適切な処置を受けるようにして下さい。

 

咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)

別名ヒステリー球とも呼ばれ心理、精神的ストレスが原因で、病院で検査しても異常が確認されない病気です。

 

喉がイガイガする、喉に何かつまっている、何かがひっかかっている、何か塊りがあるように感じるなどの症状があります。

一部ではこの病気はアレルギーと関連があるとも言われています。

 

喉が痛くなる病気は上記以外にもたくさんありますが、風邪のような症状が一週間以上経っても改善しないときは、必ず専門の医療機関の診察を受けるようにして下さいね!

 

喉が痛いときの対処法

うがい

うがいは喉の粘膜に付着した細菌やウイルスを洗い流すので大変効果的です。

 

特にお茶でのうがいは、殺菌力のあるカテキンが含まれているのでおすすめです。症状の緩和と感染の予防にもなります。

 

できれば、朝起きた時から一日に複数回して、一回につき30秒くらいはうがいしてください。

 

イソジンなどのうがい薬やスプレーも効果的ですが、使いすぎるとかえって喉の粘膜を傷つける可能性があるので、指定の回数を超えないように注意しましょう!

 

喉の保湿

細菌やウイルスは乾燥した環境で活発になるので、喉を湿った状態に保つことが大切です。

 

特に外出するときは必ずマスクを着用して下さい。

 

室内にいるときは加湿器を使って、乾燥を防ぎ、加湿器の水の中に、殺菌力のあるユーカリティーツリーなどのアロマオイルを入れるのも大変効果的です。

 

*のどの症状に関しては次の記事もご参考ください!

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【溶連菌感染症】大人にも発疹症状?潜伏期間と治療薬は?

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まとめ

喉の痛みには、物理的・病気・心理的な原因が考えられるので、症状を見て専門の医療機関などに相談して下さい。

症状が長く続く場合は、風邪以外の病気の可能性があるので、早めに医療機関で適切な処置を受けるようにして下さいね。

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